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院長ごあいさつ|辻医院 箕面市 内科 循環器内科 在宅診療

院長ごあいさつ

循環器内科を中心に在宅医療と24時間医療を行う
ここを開院してからは、20数年になります。診療内容は循環器内科を中心とした内科全般です。それと合わせて力を入れているのは在宅医療と24時間医療。その3点を主軸にしています。最近の特徴としては循環器系の疾患の患者さんがよく来られることです。重症化されていて入院間際というような状態の方も多い。箕面市は循環器内科に特化したクリニックが少ないんです。他院で気づかないことが、ここで見つかることもあります。当院は循環器内科として特化して、その観点から診ますので、そういう疾患が見つかることもよくあります。
24時間の対応も
私の携帯電話の番号を患者さんに教えていて24時間つながるようにしています。病気は医院の診療時間とは関係なく24時間いつどうなるかわからない。当院は循環器に特化してやっていまして、循環器系の病気は夜や朝方に発作が起こることが多いんです。それをカバーできるようにと24時間対応できる体制をとっています。循環器の場合はその瞬間、時間との勝負。発作を起こしたら、すぐに対応できるのが理想です。これは開院してから20数年間ずっとやってきました。私は特別なことではなく当たり前のことだと思っているんです。患者さんが時間外に電話することを遠慮される場合もありますが、それはなるべくないようにと呼びかけています。患者さんのほうから、もっと気楽に電話をしていただきたいんです。
訪問診療への想い
定期的にお伺いしている患者さんに共通しているのは皆さん、一人暮らしであること。ただでさえ一人で不安なのに、体が自由にならない。大きな不安を抱えていらっしゃると思うんです。通院できない方のもとに定期的に訪問していて何かあれば駆けつけています。患者さんとはいつでも電話がつながるようにしていますし訪問しない日でも2日に1回は電話をするようにしています。在宅医療の難しいところは検査ができないことなんです。頼れるのは聴診器と患者さんとのお話。ですから日ごろからのコミュニケーションはとても大事ですね。それに些細な変化に気づく力も必要です。お宅に伺うと表情が明るくなられる方も多いですし、その笑顔に逆にこちらが元気をいただきます。それが私の栄養剤。続けられる限りは続けていきたいです。
テーマとするのは患者の生活の質を上げること
その1つは「Quality of Life=患者さんの生活の質」。患者さんの生活をより良くしていくことを大きなテーマにしています。病気を抱えていたとしても質の良い生活を送れるようにサポートする。そうでないと医療の意味がないと思っています。薬漬けにしたり血圧の数値を良くすることが医療ではないんです。今まで自宅から出られなかった人が今年は花見に出かけられるようになった。そうしてあげることが私の理想なんです。病気を治すことだけが医師の仕事ではない。患者さんの低下していた生活の質を治さないといけないんです。それを常に念頭に置いています。
そうするためには患者の普段の生活、暮らしぶりも知らないといけません。
患者さんの生活背景や家族構成どういう人と仲が良いのか。そういうバックグランドは問診の際に必ず確認してすべてカルテに記載しています。病状だけでなく家族や取り巻く環境はすごく大事。病気を治すのは当然ですがご自身のバックグランドに悩みがあれば取り払っていく。それが我々開業医の仕事です。最近は特に一人暮らしのご老人が多いんです。日々の生活の中ですごい不安感があるでしょう。でも何かあった時に1本の電話で24時間通じる医療機関があることで安心感を持っていただけると思うんです。私は病気だけではなく、その人とその人の生活を含めて、いつでも寄り添う姿勢でいます。困ったときに私を思い出してくだされば私はとても幸せです。 私はこの牧落生まれで初めから地域医療を志して医師になったんです。地域医療を志したのには叔父の影響がありました。叔父は患者さんを怖がらせるのではなく安心させる医療をしていました。それと病気を患者さんに押しつけるのではなく全部、自分が引き受ける。患者さんが自分で悩まないようにと配慮をし病気は自分に任せておけという頼もしい人だったんです。私はそんな叔父の背中を見て育ちました。尊敬していましたし憧れでもありましたね。私は叔父のその姿勢を受け継いでいます。
信頼できるスタッフも含めての辻医院
大学病院で直属の上司だった弘田雄三先生です。弘田先生には「患者さんが困ったときに真っ先に顔を思い浮かべられる医者。それがいい医者だ」と教えていただきました。私の理想はそういう医者になること。それをはじめ弘田先生から受けた影響はものすごく大きいです。あるとき叔父が明け方の5時に心筋梗塞になったことがありました。私が呼ばれて診察しているときに顔が浮かんだのが弘田先生。すぐに電話しました。そうしたら朝の6時に大学病院に出てきてくれて二人でカテーテル手術をしたことが深く思い出に残っています。自分が困ったときに誰の顔が浮かんだかといえば私は弘田先生だったんです。今でも弘田先生だったらどうするかを念頭に置いて行動しています。それに弘田先生は「数字や画像を直すのではない。治すべきは患者さんである」という強い信念をもたれた医師でした。その姿勢からも大きな影響を受けましたね。
弘田先生から受けた影響
自分の肉親を診る思いで患者さんを診るということも教えていただきました。先生ご自身も常にそういう姿勢でベッドサイドを回られていたんです。当時は弘田先生の回診にいつもついていっていたのですが、先生は私たちに「こうしなさい、ああしなさい」という指導はされないんです。常に患者さんと円滑にコミュニケーションを図ることを私たちに勉強させてくれていました。診断の8割は患者さんとの会話でつながる。そういう姿勢だったのでコミュニケーションはとても大事にされていましたね。患者さんが心を開いて話してくれていないのに診断や診療を進めるとミスを犯しかねません。患者さんとのコミュニケーションの大切さをあの頃に学ばせていただきました。弘田先生は残念ながら早くに亡くなられてしまったのですが、叔父とともに尊敬する医師の一人。私は2人の背中を今もずっと追っているんです。
この院を通じての医療展開
この院は私のものでもなければスタッフのものでもなく患者さんのためのものです。患者さんに最大限に利用していただいて地域貢献ができればと考えています。そうするためには私一人ではできない。スタッフらと一緒にやらないとできません。みんなすごくよく協力してくれますし患者さんといっしょに笑って泣いている。そんな人たちが集まってくれているんです。また、地域の介護福祉士やケアマネジャーなど地域で介護を支える方がいるからこそ循環器内科と24時間医療、在宅医療という当院の3つの柱が成り立つ。当院は一般的な内科の領域はもちろん専門的な循環器疾患なども対応しています。症状によっては、連携している専門の医療機関をご紹介します。動悸やめまいなどの症状をはじめ、どんなことでも気になることがありましたらお気軽に相談にお越しください。
院長写真

【プロフィール】

■辻良一
■箕面市牧落生まれ

経歴

■昭和62年 大阪医大卒業
同校第三内科(循環器科)入局後、主に心筋梗塞・狭心症・高血圧・心不全・不整脈・糖尿病・高脂血圧・痛風などの成人病一般を臨床研究。
■平成元年 大阪府三島救命救急センターにて心臓カテーテル検査、経皮的冠動脈形成術ペースメーカー植え込み手術を学ぶ。
■平成6年 医学博士号授与
■平成8年 辻医院開設